ミャンマー最後の王朝
マンダレーはミャンマーのほぼ中央に位置し、ヤンゴンに次ぐ第2の都市です。1859年からは首都としてミャンマー最後の王朝が置かれましたが、イギリスの侵略によりわずか26年でその歴史は幕を閉じました。しかし、当時建造された仏塔や寺院は現在も残っており、今もその姿を見ることができます。
Map of Mandalay マンダレーの地図
Access to Mandalay 交通アクセス
飛行機 Plane
●ヤンゴンからマンダレー空港まで直行便で約1時間(約US$110)
●バガンから約30分(約US$70)
●ヘーホーから約30分(約US$70)
電車 Train
●ヤンゴンから約14時間(寝台クラス約12000K、アッパークラス約9000K、ファーストクラス約6000K、オーディナリークラス約4500K)
●バガンから約9時間(約2000K)
バス Bus
●ヤンゴンから約15時間 (約15000K)
●バガンから約7時間
●タウンヂーから約10時間
周辺の観光地
旧王宮 Old Palace
ミャンマー最後の王朝であったコンバウン朝の王宮で、敷地は1辺3㎞の正方形をしています。王宮内部には、王の謁見の間や宝物館などがあり、当時の王朝の様子を見ることができます。
また、この旧王宮を中心にマンダレーの碁盤目状の街並みが形成されています。
マンダレーヒル Mandalay Hill
マンダレーの北東に位置し、標高236mの頂上からマンダレー市内を見下ろすことができる丘です。頂上からの夕日は美しく、夕暮れの時間帯には観光客だけでなく地元の人も多く訪れます。また、丘全体が寺院となっているため、麓から頂上に上るまでの間にたくさんの仏塔を見ることができます。
クドードォ・パヤー Kuthodaw Paya
バガンのシュエズィーゴォン・パヤーを真似して建てられた仏塔で、周囲は729もの小さな白い仏塔によって埋め尽くされています。この小さな白い仏塔の一つ一つには大理石に刻まれた仏典が埋められているため、世界最大の教典とも呼ばれています。
シュエナンドー僧院 Shwenaudaw Kyaung
マンダレーヒルの周辺に位置し、150年以上前に建てられた僧院です。国王やその夫人が使用していたこともあり、外観はもちろんのこと、建物内部の細かい部分に至るまで美しい彫刻が施されています。ミャンマー国内においても数少ない木造僧院の一つです。
マハムニ・パヤー Maha Muni Paya
高さ4mのマハムニ仏が収められたマンダレー最大の仏塔です。マハムニ仏の全体には金箔が貼られており、黄金に輝いたその壮麗な姿は圧巻です。また同じ敷地内には、1400年代までカンボジアのアンコールワットに置かれていた青銅像が収められています。この青銅像には、自分の体の悪い部分と同じ部分をなでると体の調子が良くなるという言い伝えがあります。
ゼーヂョーマーケット Zeigyo Market
日用品や貴金属などあらゆるものが売られているマンダレー最大のマーケットです。多くの店が所狭しと立ち並んでおり、マーケットはもちろん、周囲のエリアも毎日多くの人で賑わっています。また、夜の時間帯にナイトマーケットが開かれるようになったことで、規模も拡大し、ますます賑わいを見せています。