2000を越える仏塔が集まる奇景
民族間の争いが静まった2000年9月に外国人観光客に開放されるようになった、比較的新しい観光地です。仏陀の死後に聖骨を祀るために紀元前3世紀にインドのアショーカ王の命で建てられ始め、そのあと12世紀のバガン朝時代のアラウンスィードゥー王が、周辺に住むパオ族とシャン族に各家ごとに一戸寄進として建てるように命じたため、今では約2480の仏塔が建ち並んでいます。各家ごとに地位や財力や部族が違うので大きさや形が違い、腐敗が進んでいたり天災により壊れてしまったものもあり、全てちょっとした違いのある数千の仏塔を見ることができるため興味深いです。
また、そよ風とともにその数千の仏塔の先についている傘から鈴の音がいつも聞こえてくる神秘的で幽玄な空間です。北の入り口には金色の豚の像があり、カックーの森を切り開くことに活躍した豚の精霊を祀っているそうです。
また、カックー遺跡に行くには地元のパオ族のガイドが必要になるため、ガイド料と入域料が必要になってきます。
カックーへ行く道には、雄大な自然が広がり絶景を見ることができます。鉄道で行くこともでき、地元のパオ族の人々も日常的に利用しているので、ローカルな雰囲気と車窓からの美しい景色を楽しむことができます。
Map of Kakku カックーの地図
Access to Kakku 交通アクセス
タクシー Taxi
●ニャウンシュエから約2時間(往復約6万K)
●タウンヂーから約1時間
電車 Train
タウンジー駅から約2時間(約700K)