中国との国境近くの町
シャン州北部にある盆地の町で、中国との国境貿易の起点の町であるため中国の影響がものすごく反映されており、中国語を話す人も多く漢字で併記されている看板も少なくありません。
また、第二次世界大戦中、当時イギリスの植民地であったミャンマーと中国の雲南省を結び日本軍と戦う中国国民党への物資輸送路が作られたのですが、その起点がラショーでした。連合軍はここから武器や物資を中国に運んでいたため、このルートを断ち切るためもあり日本軍はミャンマーに侵攻しました。ミャンマーを占領した日本に対し連合軍は攻撃を行ったためラショーもその爆撃を受けました。
戦後はシャン州の独立のために活動する反政府勢力がはびこっていたため長い間外国人は立ち入りを規制されていました。しかし、1990年代から停戦状態となり依然として存在はしますが、外国人が訪れることができるようになりました。
Map of Lashio ラショーの地図
Access to Lashio 交通アクセス
飛行機 Plane
ヤンゴンから約2時間半(約US$170)
バス Bus
マンダレーから約7~8時間(約7000K)
シェアタクシー Sheared taxi
マンダレーから約8時間(約15000K)
電車 Train
マンダレーから約16時間(アッパークラス約6000K、オーディナリークラス約3000K)
駅と市街は約3kmほど離れているのでそこからピックアップトラックに乗り数分(約2500K)
周辺の観光地
ラショー温泉 Lashio Hot Spring
一部が火山帯である、北郊外に位置する地下から湧き出ている天然の露天風呂です。水着、タオルや石鹸等は持参で、外国人は3ドルの入場料がいります。レストランが併設されているので食事も楽しむことができます。
ピーロンチャンター・パヤー Pyi Lon Chantha Paya
町が栄えるように、とつけられた名前の仏塔で、屋内には金の仏像がそびえ立ちます。丘の上にあるためラショー全体を見渡すことができます。