日本軍の影響が色濃く残る町
モウラミャインから南へ64km行ったところにある戦時中の日本の影響が色濃く残る場所です。第二次世界大戦中にタイと結んで日本軍が建設した泰緬鉄道の起点となった町で1957年にイギリスとアメリカが合作したアカデミー賞作品の「戦場にかける橋」で有名になりました。この泰緬鉄道は別名「死の鉄道」と呼ばれ、大勢のミャンマー人の連合軍捕虜がこの突貫工事の強制労働のため亡くなりました。その人々を祀るためにジャパン・パヤーや、他にも、戦時中に運ばれてきた日本のC56型蒸気機関車や連合軍兵士の墓地などを見ることができます。
Map of Thanbyuzayat タンビュッザヤの地図
Access to Thanbyuzayat 交通アクセス
バス Bus
モウラミャインからチャイッカミ行きに乗り約2時間(約2000K)
タクシー Taxi
モウラミャインから約2時間(往復約35000K)
周辺の観光地
ジャパン・パヤー Japan Paya
町の中心にある、強制労働の犠牲になったミャンマー人を祀るために日本軍が建てた仏塔です。慰霊碑も残されています。
ウォー・セメタリー War Cemetery
町の中心部から約2kmほど行ったところにある、連合軍兵士の墓があるところです。
死の鉄道博物館 Death Railway Museum
公園の中の小さな泰緬鉄道の博物館です。外国人料金は約5000Kで、中には泰緬鉄道の記念写真コーナーや、当時の写真や説明などがあります。外には、実際に戦時中泰緬鉄道で使われていたC56型蒸気機関車が展示されています。近くに、今は使われていませんが当時の線路が一部だけ残されています。
この公園内には「自他平等碑」という「世界平和の塔」と書かれた、手と手を合わせた白い像が建てられています。これはヤンゴンの日本語学校の元校長の日本人が建てたもので、仏陀の教えが日本語で刻まれています。