先週日曜日からスタートした、オンラインでのイベント、
『晴れときどき大嵐~海外で働く人とのキャリアトーク~』
約30名の方にご参加いただき、ゆるやかな空気の中でたっぷりとお話を聞いていきました。
今回はイベントの様子をご紹介します!
イベントの概要はこちらから
どうして旅行会社がキャリアのイベント?第3回までの見所もご紹介!
第1回のゲストは鈴木雄也さん。
大学時代にフィジー、オーストラリアでの留学経験を経て、現在バンコクで働く鈴木雄也さんの
キャリアについてお話をしていただきました。
目次
経歴トーク
海外に興味を持つようになったきっかけや学生時代のことなどなど、掘り下げてお聞きしました!
高校時代の鈴木さんはラグビー漬けの日々を送り、一年の浪人を経て、私立中堅大学へ。
また、浪人時代の予備校での講師との出会いが海外への興味を持つようになったきっかけ。
受験勉強としてではなく、当時の世界情勢などを事細かに話してくれたその講師の方の話を聞くにつれ、いつか海外に触れてみたいという思いが強くなったそう。
大学はその影響もあり、国際経済を学ぶ学科へ。
鈴木さん曰く、大学生活を一言で表すと…
「色々な人や事に触れ、自分の価値観を大きく変えてくれた5年間」
鈴木さんは在学中に一年間の休学を決意し、フィジーとオーストラリアへ語学留学。
語学力を身に付けると同時に、現地のホームステイ先のファミリーや同じく語学留学をしている幅広い年代の日本人との出会いはかつやさんの価値観に大きく影響を与えてくれたそう。
5年間の大学生活を終え、海外事業も展開している日本のIT企業に就職。
しかし、入社後に目にした会社の現実は思っていたより海外事業が進んでいなく、鈴木さんが海外駐在員として海外で活躍できるようになる日はかなり遠くなりそうだと感じました。
入社3年後に転職を決意。
発展途上国で働いてみたいという思いがあった鈴木さんは、求人の多さやその国の魅力などからタイで働くことを選び
仕事が決まっていない状態で退職をし、タイのバンコクへ仕事を探しに渡航しました。
その当時、不安はあったもののそれ以上に海外にいたいという気持ちが強くあったそうです。
そして転職活動をし、バンコクのメーカーに入社。
しかし自分にはITが合っていたと感じ、2年後タイで中国系IT企業に転職し、現在に至る。
こんな経歴を持つ鈴木さん。
実際に海外で働いてみて感じるリアルな事をテーマトークや質問コーナーで聞いてみました!
いくつかピックアップしてご紹介します!
テーマトークと質問コーナー
Q. 海外で働くことと日本で働くことの違いは?
A. そこで働いている人が会社のためにではなく、自分自身のために仕事をしているというところ。日本でもそうだけど、海外で働くって、自分の能力が求められていないと入社できない。現地の人よりもパフォーマンスを発揮できる人間でなければいけないし常に結果は求められる。
Q. どのようにしてやりたいことを見つけましたか?
A. 働くうえで、単純に「海外に行きたい」ではなく、そこで何ができるか、を常に考えていた。
Q. 今後のキャリアについてはどのように考えていますか?
A. 家族のことも考えていかなければならないと思っている。
海外での暮らしについては、子どもの養育費がかさむのが問題点。公立校で充分な教育が受けられることが少ないので、良い教育を受けさせようと思ったら高いお金を支払わなければならない。そういった収入面でも今後はキャリアを考えていかなければならないと思っている。
Q. ぶっちゃけ海外での結婚生活ってどうですか?
A. 海外での結婚生活は、日本の都市部などで働いているよりも通勤時間の面などで一緒に過ごせる時間が多いのかもしれない。
Q. 決断をするときに大切にしていることはありますか?
A. あとで振り返った時に自分が納得できる選択肢を必ず選ぶようにしている。
自分が納得して選んだ道ならば大変なことがあっても乗り越えられる。
キャリアを振り返ってみても、自分の選択に後悔したことはない。
海外で実際に働いて感じることや日本と海外の違いなど
他にもたくさんリアルな目線でたっぷりとお話しをしてくださいました!
自分の意志や決断に迷う事なく、その中で自分にできること、しなければならないことを常に考え実現してきた鈴木さん。
何よりも大切なのは自分の意志であるということを改めて感じさせられた回でした。
第1回参加者の皆さん、ゲストの鈴木さん、本当にありがとうございました!
次回も日曜夜21時からです!
6/21(日)『留学経験なし、日本しか知らない男の30歳からの海外キャリア話!』
第1回とは打って
変わって、留学経験もなく海外でのキャリアをスタートした方のお話です。
ぜひ皆様のご参加お待ちしております!
お申込み方法、イベント詳細は?
以下のリンクがお申込みページです。
社会人:https://home-myanmar.stores.jp/
学生:https://forms.gle/KD986SEyv4fGf1Gj7
またはPeatixのイベントページより https://hare-tokidoki-ooarashi-2.peatix.com