この状況だったら行かない方が損@ヤンゴン

2020年06月25日

先週日曜に、第2回となる『晴れときどき大嵐~海外で働く人とのキャリアトーク~』を開催しました。

 

(集合写真、ちゃんと保存ができていませんでした・・・)

 

今回は約20名の方にご参加いただき、ゆるやかな空気の中でたっぷりとお話を聞いていきました。

さっそくイベントの紹介をしていきたいと思います。

 

イベントの概要はこちらから

どうして旅行会社がキャリアのイベント?第3回までの見所もご紹介!

 

第2回のゲストは現在ミャンマーで働く塚原康彰さん。

今回は留学経験なし、30歳から一念発起の海外進出を果たした塚原さんのお話しを聞かせていただきました。

 

イベントが始まるや否や、塚原さんはこうおっしゃいました。

 

「今の自分がここにいられるのは周りの人のおかげで、常に人との出会いを大切にしている。今日も話を聞いてくれている人ともしっかり繋がりたい。」

 

このようにおっしゃってもらえるのは、とてもありがたいことですね!

 

経歴トーク

まずは経歴トークから。

 

サッカー漬けの高校生活を送り、大学もサッカーを軸に選ぼうと思っていた塚原さんですが、お兄さんからの一言で浪人を決意することに。

 

「人間1年頑張れば行きたいところにいける。それによって生涯年収とか世の中からの見られ方も変わる。」

 

真剣にそう諭され、浪人を決意したそう。

 

一年の浪人を経て、早稲田大学へ入学

大学時代を振り返った塚原さんは意外にもこう話してくれました。

 

「大学時代はなんと無駄な時間を過ごしていたのか、と今でも思う」

 

海外で働く人って、長期留学や海外インターンなど、大学生の時から輝かしい経歴を持っているというイメージがありませんか?

塚原さんは留学も経験していないしいわゆる“意識高い系”ではなかったと話してくれました。

 

就職活動においては、人に関することはどんな社会になっても必要とされる領域であるということから人材業界を志望。

 

そして、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア)に就職。

そこで派遣営業を5年半、顧問紹介コンサルを1年間経験しました。

 

人材業界で働くことによって色々な業界の方と付き合い、幅広く世の中を知ることができたそうです。

 

ここまで突出した海外との接触がない塚原さんですが、30歳の頃、思い立ってミャンマーのヤンゴンへ

本人曰く「気付いたらヤンゴン国際空港にいた。」とのことです。

 

当時の気持ちをこう話してくれました。

 

「自分の海外に憧れた理由の、30%は日本の労働人口が減っていく中で日本しかしらないということに価値がなくなると思っていたし、70%は単純にカッコイイしワクワクすると思っていました。」

 

そしてミャンマーでGrowth.Myanmarに就職。

 

前職のインテリジェンスの上司であった方がこの会社の代表を務めており、話が進んだそう。

家族や友人からは、大きい決断をしたという風に言われたけど、塚原さん自身は、この状況だったら行かない方が損、と思いワクワク感のほうが強かったそうです。

 

こんな経歴を持つ塚原さん。

実際に海外で働いてみて感じるリアルな事をテーマトークや質問コーナーで聞いてみました!

いくつかピックアップしてご紹介します!

塚原さんの会社が運営するワインバーからの景色

 

テーマトークと質問コーナー

Q. ミャンマーで働く上で習慣や価値観の違いなど、苦労した点はありますか?

A. ミャンマーでは、余計な雑念を取り除いて「シンプルにこう思った」という考え方の人が多い。

日本人は他人の事や自分の事について多くの「こうあるべき」ということを考えるけど、それが本当に正しいのかと思う。自分の“普通”を考えさせられる

 

Q. 日本に帰りたいと思いますか?また、違う国で暮らしてみたいですか?

A. 日本だから帰りたいとは特に思わない。海外に出てきて初めて日本で普通だと思っていた常識に違和感を覚えたりした。他の国にもこだわりはないけれど、どの国でも面白いことができたらいい

 

Q. 何か決断するとき大切にしていることはありますか?

A. 納得感。誰にでも、自分が腹落ちするかどうかって何かしら軸がある。

自分は楽しそうかどうかということと、イケてるかどうかということ。それとネガティブな要素との天秤だと思う。

 

Q. これからの目標を教えてください。

A. 基本楽しければいいや、と思っている人間なので楽しんでいたいし笑顔でいたい

仕事に関しては全然知らない土地に放り込まれても、そこで生きていけるような適応力のある人間になっていたい

 

最後に、塚原さんからのメッセージです。

「一歩、足を動かす勇気を持つだけで世界が広がっていく。とりあえずやってみる、ということが大事。」

 

周りの人に気を遣うこと、自分への期待値、様々な要因の渦中で時に私たちは決断の場面を迎えます。

 

そんな中で「自分がどう感じるか」という最もシンプルな部分が

実は最も大切なことであるということを忘れてしまっているのではないかと気づかさせられる、そんな回でした。

 

 

次回も日曜夜21時からです!

 

6/28(日)『アラサー女子の海外挑戦と日本帰国後のキャリアに迫る!』

 

初めての女性ゲストです!

今回のゲストも留学経験などはなかったところからの海外挑戦。

2年半ミャンマーで働いた後、日本へ帰国し新たな挑戦をスタートしています。

 

海外で働く!となると注目を浴びることも多いですが、帰国後のことはあまり語られることはありません。

「一歩踏み出してみたいけど、ずっと日本に帰らない覚悟なんてありません」と思っている方、

必見です。新しい発見があると思います。

 

ぜひ皆様のご参加お待ちしております!

 

お申込み方法、イベント詳細は?

以下のリンクがお申込みページです。

社会人:https://home-myanmar.stores.jp/
学生:https://forms.gle/KD986SEyv4fGf1Gj7

またはPeatixのイベントページより https://hare-tokidoki-ooarashi-3.peatix.com

06/25/2020