インレー湖の湖畔の町ニャウンシュエから車で約1時間のところにある町「ヘーホー」。
ヘーホー空港がある街としても有名で、山々に囲まれた平地では農業が盛んで、豊かな自然とともにタウンヨー族やダヌー族、パオ族の人々などが暮らしています。
今回は、朝ヘーホー空港に到着しそのままトレッキングへ向かい、インレー湖観光の拠点・ニャウンシュエまで歩くコース、時間がなくても大自然の中でトレッキングを楽しめる充実のツアー、“ヘーホー空港発!タウンヨー族の暮らしに触れる1日トレッキング”をご紹介します。
目次
トレッキングスタート!
天候にも恵まれ、トレッキング開始!
比較的歩きやすい道を歩き進めながら、のんびりと雄大な景色を楽しむことが出来ます。
この地域は生姜やゴマ、唐辛子や豆の栽培がさかんで一面にこれらの栽培風景が広がります。
また、今の時期(11月中旬から下旬)はちょうどゴマの花が咲いており、
青い空と緑の山々、そして黄色いゴマの花が目の前に広がる光景は本当に美しいです。
所どころ立ち止まりながら写真撮影をし、歩き始めて1時間半ほどで民家に到着し休憩。
タウンヨー族の人々が暮らす小さい村で、竹を使ったコップなどを作っています。
お茶とお菓子をいただきほっと一息。
休憩後はさらに30分歩き続けます。
タウンヨー族の民家でお昼ごはん
タウンヨー族の村に到着。
この村の民家でお昼ごはんをいただきます。
伝統的な炭を使った調理法で手際よく料理を作って下さいます。
そうして、食卓に並んだのはこの地域で栽培されている豆や生姜などをふんだんに使ったタウンヨー族の料理!
では早速いただきます!
どれもとっても美味しくて、ごはんにぴったり!
ちなみに、この赤いお米は「マウンテンライス」といい、山で暮らす彼らならではの、栽培の際に水を必要としない品種です。
味は普通のお米と変わりませんが、一粒一粒がしっかりとしていて、普通のミャンマーの白米よりもお腹に溜まる気がします。
どの料理も油を控えめに作られているので、日本人の方にとっても食べやすく、ごはんが進みます!
食後はさわやかな風を感じながら、ゆっくりと流れる時間を楽しみます。
トレッキング再開!
そして、おいしいごはんでお腹を満たし体力が回復したところで、再び歩き始めます。
午後になると日が出てくるので少し暑くなりますが、涼しい風が吹くので、気持ちよく歩き進めることが出来ます。
道中には、畑で農作業をしている地元の人々がいたり、地元の人々の生活にとって欠かせない水牛がいたり、日本ではなかなか見ることのない自然に囲まれながらの生活を肌で感じることが出来ます。
また、運が良ければ水牛が水浴びをする様子が見られるかも…?
ただ歩くのではなく途中いくつかの村も通るので、地元の人々とコミュニケーションをとり、彼らの生活を覗くことができ、飽きずにトレッキングを楽しむことが出来ます。
ビューポイントから見渡すシャン州の絶景
そして、このトレッキングツアー最大の見所である、インレー湖やニャウンシュエの町を見渡せるビューポイントに到着!
息をのむほどの雄大な景色が目の前に広がります。
トレッキング終了!
景色を思う存分楽しんだあとは1時間かけて下山し、トゥクトゥクでニャウンシュエのホテルへと向かいます。
最後の1時間は少し疲れも来ましたが、普段あまり運動していない女性の私でも歩ききることができました!
合計約4時間のトレッキングで汗を流し絶景を見たあとは、心身ともにすっきりし、達成感でいっぱいです!
時間がなくても大自然の中でトレッキングを楽しみたい方へ
壮大な自然に囲まれながら歩き、タウンヨー族の人々の暮らしに触れ、さらには、インレー湖とニャウンシュエの町を見渡せるビューポイントを訪れる、“ヘーホー空港発!タウンヨー族の暮らしに触れる1日トレッキング”。
朝ヘーホー空港に到着し、そのままトレッキングに向かうことが可能なので、「今回の旅行はあまり時間がないけど、トレッキングを通してシャン州の自然を肌で感じたい」という方にはぴったりのツアーです!
Heho – Nyaung Shwe 1 Day Trekking / ヘーホー空港発!タウンヨー族の暮らしに触れる1日トレッキング